“COFFEE TIME” 展  @ミロンガ・ヌォーバに、いってきました!
長田 直美 さんの https://note.mu/naomi_osada
銅版画と、コーヒーを絵の具にして描かれた絵たち。
ミロンガでの情景を描いたセピア色の作品たちです。
 
タンゴを聴きながら、
絵を見ていたら、切ない気持ちになりました。
でも、悲しいほうの切なさではなくて、
温かい、切なさです。
穏やかな、それでいて狂おしいほど、愛おしいような、瞬間、瞬間・・・。
たくさんの人の、たくさんの大切な時間が、
ミロンガには詰まっていて、
そのなかの一人に、私もいるのだと感じました。
これを「懐かしい」というのでしょうか。
もしかしたら、こういうことをブラジルの歌に出てくる、「サウダージ」というのかしら。

「ミロンガは、いとおしい場所」
描かれたセピア色の人たちが、額縁の中から、口々にそう語りかけてきました。
(直美さんのホムペでも、絵の一部を見ることができるので、ぜひ。)

私が、初めてこのミロンガに来たのは、10年前。
詩人のおじいさんとの、打ち合わせでした。
打ち合わせといっても、事務的なことだけはなくて、
ほとんど雑談で。ときどき文学的な猥談で。
その詩人のおじいさんは、その昔、的場書房という詩集の出版社を、
このミロンガの建物の2階で、机一つかりてやっていたのでした。
今は亡き思い出の人の、思い出の場所。

セピア色の絵を見ながら、この10年を思い出しました。
良かったこと。普通のこと。楽しかったこと。
別れ。思い出・・・。

絵を見ながら、これはあの人、こっちはあの人、
大切な人たちを思い出しました。
ドアの近くにあった小さな銅版画の「おじいさん」。
私の師匠である詩人のおじいさんは、
まさに、こういう感じでした。


 雑談ばかりで、ときどき文学的な猥談で。
 気がつくと、酔って眠っている・・・。

ほんとうに、今は亡き、詩人の師と、出会えたようでした。

絵の感想を書こうと思うのに、
絵を見ながら、思い出されることがたくさんで、
うまく、絵の感想をお伝えできなくて、ごめんなさい。
でも、きっと、ほんとうにそういう絵、そういうお店なのです。

(本間)

場所:ミロンガ・ヌオーバ
 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-3
(地下鉄神保町駅 A7出口より徒歩2分)
電話 03-3295-1716


会期:8月17日 (日)〜9月15日(月)(無休)
営業時間:平日 10:30~22:30
          土日祝日 11:30~19:00

 





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